2016年10月24日

On an August day in retrospect it seems inevitable

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On an August day in retrospect it seems inevitable


「いまから考えてみると、それは避けがたいことだったような気がします」
フランへの最初の手紙から、最初に出逢ったときのことを表現した部分から拝借です..

曲はと言えば自分の心にいつだって正直に静かに穏やかに優しく美しくありたいものです。
あなたに愛してもらえれば幸せです。

ではでは..
☆☆☆☆☆

PS1:夏目漱石研究継続中です。本当に諸説ある。面白い。でもまあ楠緒子説だろうか。

    伊香保事件が決定的か。27歳頃に当時帝大生のマドンナと結婚できると信じていた
    漱石が親友が実は見合いをして大塚家から受け入れられ婚約したことを知り、親友と
    伊香保で話をし、楠緒子が了解すれば親友は婚約破棄するという話になり、楠緒子と
    直接話してうまく行くことになり、楠緒子の家からの婚約の連絡を待っていたことが
    ある。この時期(明治27年9月)の子規への手紙に確かに「理性と感情の戦争..
    天上に登るか奈落に沈むか運命の定まるまでは安心立命到底おぼつかなく候」とある。

    しかし、楠緒子の家である大塚家の観点からは婚約破棄なぞもってのほかなので、
    たぶん楠緒子の親が握りつぶして、夏目家にはまったく連絡が来なくて、結果として
    そのままの状態で楠緒子は親友と結婚。実は楠緒子は漱石と駆け落ちする覚悟はで
    きていたにもかかわらず、度胸のない漱石は失意のうちに東京を去り、松山に行き
    歯並びのわるいのを隠そうともしない鏡子と見合い結婚し、そしたら、親友との結婚
    に幸せを感じない楠緒子が漱石宛のメッセージを小説に入れ込み、漱石も返事メッセ
    ージを作品中に入れて、夢十夜とかで明確なメッセージ交換を行い、ようやくにして
    良い方向になり、住居も大塚家のそばに移し、小説指導とかも行いながら、三四郎、
    それからとかを世に出して、さあこれからという時に、楠緒子は明治43年に35歳で
    病死してしまう。

    永遠に成就されない恋となった秘めた恋を抱えながら、その後もずっと同じテーマを
    より深く暗い方向で作品を創り続けた..100年後を信じて..という流れでしょうか。

    研究本には本郷周辺の地図がありました。漱石や楠緒子の住居や通学路とか..
    調べると地下鉄一本で簡単に行けるのでちょっと散歩しに行ってみようと考えておりま
    す。それにしても秘められた恋人説は諸説あってすごいですね。真剣に謎として作品中
    に織り込みながら絶対に解けない形で世界に示しています。その観点でとても興味深い
    ので続きます。

    楠緒子は大変気の強い女性だったともありますので、「覚悟はできています」と伊香保
    事件直後に漱石にきっと語ったのでしょうね。

PS2:昨日は近くで骨董市が開かれていた。古本屋が数件出ていたので立ち寄る。
    1980年のマンガ本を購入。奇想天外の特集版。悶々とした創造エネルギーに
    充ちた1冊。嬉しいものです。
PS3:ありがとう..静かに穏やかにつながっています..感謝です..:)
posted by Piano Music Room at 10:41| Comment(0) | TrackBack(0) | オリジナル瞑想ピアノ演奏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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